臓腑を五行理論に従って分類すると、木火土金水に応じて、「臓」は肝、心、脾、肺、腎、「腑」は胆、小腸、胃、大腸、膀胱となります。
そしてそれぞれの臓腑は、相生(そうせい)、相剋(そうこく)の関係を持って連続的に関連し合っています。
例えば、肝は心を生む…というように、順に時計回りの方向に関係するのを臓の相生関係といい、
肺は肝に剋つ…というように、円内の矢印方向に関係することを相剋関係といいます。
また、臓と腑も関連し合っており、例えば肝と胆は表裏のように密接に関係しています。
こうした臓腑の相生関係を全体的に示したものが下記の図となります。